今年の8月よりスカイプお見合いをしていたMさんが、ベトナムへ彼女に会いに行きました。10年ぶりの外国だという事で、少々緊張気味のMさんでしたが、昔はハワイへよく行っていたとの事でしたが、すっかり変わってしまった成田空港に少々戸惑いのMさん。ベトナムのタンソンニャット空港に着いた時には、すっかり疲れ果てた様子でしたが、彼女のお出迎えで元気を取り戻し、まずはホテルへチェックイン、遅いお昼を一緒に食べてから市内観光をしました。夕食は彼女のお勧めの郊外にある蟹の専門店へ連れて行ってもらいましたが、お客様の多さにびっくり、それにレストランに勤めている彼女の蟹の選び方にまたまたびっくり、全ての蟹に卵がびっしり入っていて、美味しかった!!初めて飲むベトナムのビールにも感動!!
次の日は、彼女の実家のあるクチに行きました。ホーチミン市の中心部から北西へ約70km、途中にある現在のクチの町から約30km離れたところに、クチの地下トンネルがあると聞きました。彼女の家はまさにそのトンネルの入り口からすぐのところにあると聞いて、とても興味を持っていたのです。クチはベトナム戦争当時、この解放戦線の処点が置かれ、鉄の三角地帯と呼ばれた難攻不落の場所だったそうです。アメリカ軍はたび重なる空爆と大量の枯葉剤を投下し、解放勢力は地下にトンネルを掘ってゲリラ戦を続けた場所だと聞きました。総距離約250kmにも及ぶ、手作りのトンネルは現在も残っていて、当時の抵抗の様子を見て取れます。アメリカ軍はこの地下トンネルの存在は知っていた様ですが、その複雑な構造は正確にはつかんでおらず、最後まで攻略することはできなかったそうです。ベトナムの人々の一つにまとまった協力的な精神がアメリカ軍に勝利したのではないかと思います。現在では観光地になっており、かなりの数の大型観光バスが何台もとまっていました。
彼女の家は、今建て替えたばかりの真っ白な大きなタイルが敷かれた家でした。父親はゴムの木の栽培で生計を建てているとの事で、弟は今年の春から就職した様です。庭には何家族もの鶏の親子がのんびりと散歩している姿は、東京ではとても見ることのない景色でした。彼女の母親が一生懸命作ってくれた手料理は、鶏肉と豚肉と牛肉のご馳走で、皆で食べながら話が弾みました。私より3歳も若い父親に、「若いですね!!」と言われた事に、嬉しいやら気まずいやら・・・・。彼女は両親と弟の4人家族で、弟の大学費用は、彼女が働いて出してあげたことを父親から聞きました。しっかりと助け合っている家族と言う印象で、両親も兄弟もいないMさんにとっては少々羨ましい家族でした。 2015年11月09日
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